目標がなくただプログラミング教室に通っているだけではダラダラと作業的な勉強になってしまう。理想は子ども自ら自発的に学んで欲しい。そのためには大会やコンテストがあるプログラミング教室を選ぶとよいです。
大会があるとモチベーションが上がるし、普段の勉強意識が変わってきますしね。
大会があるメリット
大会があるメリットは先ほど書かせていただきましたがまずは普段の勉強や取り組みの「モチベーションが保てる」ということです。
それ以外にもメリットがありまして、それは「自分の実力が確認できる」ということです。教室内では気の知れた友達とやっているので自分がどれだけちゃんと知識として把握しているのかわかりづらい部分があります。
そのため大会に出場することで自分の実力を再認識し、その体験によってその後の授業に対して気持ちや姿勢が変わる可能性があります。
それでロボット系プログラミング大会のほとんどはチーム戦になっています。なので必然と「コミュニケーション」をとる場面が出てきます。このコミュニケーション能力というのはプログラミングだけではなく、生活をする上ではとても大切になってくるので大会を通して学ぶことは大きなメリットではないでしょうか。
主な大会とその概要
WRO(World Robot Olympiad)
WRO(World Robot Olympiad) は自律型ロボットによる国際的なロボットコンテストです。
世界中の子どもたちが各々ロボットを製作し、プログラムにより自動制御する技術を競うコンテストで、市販ロボットキットを利用することで、参加しやすく、科学技術を身近に体験できる場を提供するとともに、国際交流も行われます。
小学生ロボコン
小学生ロボコンは、2019年から新たに始まった小学生を対象にしたロボットコンテストです。より専門性の高い人材を増やすべく、STEAM教育が2020年より日本でもカリキュラムとして導入されました。子どものころからパソコンでプログラミングをする、ロボットを組み立てるなどの経験の中で成長することで、「自分で学ぶ力を養う」という取り組みです。
※STEAM=科学、技術、工学、教養/創造性、数学を総合した学び
小学生ロボコンは、アイデアを生かして「ものづくり」に取り組みながら、プログラミングも学べる、小学生を対象にした大会です。課せられたミッションをロボットでクリアすべく、小学生たちはアイデアを練り、自らロボットを制作し、試行錯誤を繰り返します。
引用:小学生ロボコン2021-2022全国大会にいってきた!(前編)
UNIVERSAL ROBOTICS CHALLENGE
「UNIVERSAL ROBOTICS CHALLENGE」は小中学生を対象とした世界中の子どもたちがロボットの製作・プログラミング技術を競い合い、ロボティクス技術への興味・関心を高める国際ロボット競技会です。
2022年度大会は2つの部門があり、 ロボティクス初級者から上級者まで幅広く参加できるようになっています。
大会があるプログラミング教室
2022年8月現在