現在プログラミング教室でロボットを使ってプログラミングを学んでいるけど将来どのように役立つのかイメージが湧かない。
実際にどんな職業があり、どのくらい給料がもえらるのか知りたい。
といった方に役立つ情報をこの記事では書いていこうと思います。
ここでは主に3つの仕事を紹介します。
ロボット開発エンジニア
例えばお掃除ロボット「ルンバ」で説明するとイメージが付きやすいと思います。
ロボット解発といっても、3つの分野があります。
この3つの専門分野に分かれており、これらを組み合わせることで一つのロボットが完成していきます。
「センサー」は人間でいう目や耳、鼻などの感覚器官です。ルンバでいうなら物体との距離、床の材質(木材・畳・カーペットなど)を判別するために用いられます。
「知能・制御」は人間でいう脳です。感覚器官で得られた情報を処理して各部署に伝えます。ルンバでいうならどうやって障害物を避けるのかを判断します。
「駆動」は人間でいう手足です。ルンバが動くためにはモーターを使うのですが、直進だけではなく回転して方向転換を行うことで自由自在に動けるようにプログラミングをします。
少子高齢化や働き方改革などで社会がロボットの必要性を強く感じ、それに伴ってロボット開発エンジニアのニーズも大きく上昇しています。
気になる年収ですが平均年収 445万円です。
≫ indeed ロボット開発エンジニア
組込みエンジニア
ロボットプログラミングの延長線が、制御・組み込み系のプログラムになるとも言えます。
私たちが日常生活で使用する自動車や家電製品にはコンピューターが搭載されています。
それらコンピューターは、温度調整やタイマー機能をはじめとした制御機能を持っており、人がどのような操作をしても基本的には壊れない(エラーにならない)作りになっています。
組み込みエンジニアとは、身の回りの家電や自動車など、機器に搭載されているコンピューターの制御システムを開発するエンジニアのことなのです。
気になる年収ですが平均年収 445万円です。
≫ マイナビエージェントサービス
IoTエンジニア
IoTとは(英: Internet of Things:IoT)わかりやすくいうなら家電製品にインターネットをつなげてスマホから操作できるようにすることです。
例えば実際販売されているものでクーラーがあります。
夏外出してて「家の中も暑いかもしれない」と思ったら遠隔地でもスマホで操作してクーラーを付けることが可能になります。
そしてIoTは家電製品ではなく工業や農業にも役立てることができますので、これからも需要は増えていくと考えられています。
≫ アイガモロボ:田んぼの抑草ロボット(YouTube)
日産自動車株式会社:日産自動車の技術者によるボランティア活動から生まれた 「アイガモロボ」始動!
ソーラーパネルやGPS(全地球測位システム)を搭載し、プログラミングに従って縦横無尽に動くほか、タブレット端末などのアプリで操作できる。
気になる年収ですが平均年収 548万円です。
≫ 求人ボックスIoTエンジニア
最後に
ロボット系プログラミング教室で将来なれる職業を3つ紹介しましたが、このほかにもたくさんの職種があります。
ですが小学生の子どもに興味がない仕事を言ってもなかなか関心を持ってくれません。なのでイメージが付きやすい職業を紹介しました。
こどもが中学生ぐらいになったら追々「プログラミングでこんな仕事もあるよ」と伝えていけたらいいのではないでしょうか。